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国指定重要文化財

 釈迦如来立像(しゃかにょらいりゅうぞう)


四代目仙台藩主 - 伊達綱村公(つなむら)が、栗原郡(現宮城県栗原市)の福王寺にあった釈迦如来立像を龍寳寺の本尊として勧請(かんじょう)しました。釈迦如来立像は、京都清涼寺(せいりょうじ)の釈迦如来立像を模刻した鎌倉時代初期の作品と云われ、ガンダーラ様式の背丈160.3cmの寄木造となります

如来像

如来像

像の着衣表面には、朱彩色に截金文様(きりかねもんよう)も施されていましたが、現在は、ほとんど確認出来ません。1903年 - 国宝に指定され、1951年 - 国宝再編の際に、国の重要文化財に指定されました。古くから出世如来、願掛け如来、子育て如来として信仰されています。



建造物

 多宝塔(たほうとう)

この多宝塔は、伊達朝宗公(ともむね)が、龍寳寺を祈願寺としてから800年記念として建立(こんりゅう)されました。

多宝塔とは、仏教の開祖 - お釈迦様の遺骨(仏舎利=ぶっしゃり)を、お祀りする為に建てられた仏塔の種類のひとつとなります。龍寳寺では、真言宗の総本尊様の大日如来を中心として、胎蔵四如来をお祀りしております。